魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜 第2話「東京」

今回も超背景。魔法局や研修先へと移動する主人公の目線から街並みを綴っていくわけですが、それだけで放送時間の半分くらいを費やしているんじゃないかと思えるくらい時間をとっていましたよ。前回よりはだいぶ慣れてきたけど、やっぱりキャラクターの持つ情報量と背景の持つ情報量の落差が気になるというか、キャラクターの方もシンプルな分、細かく動いてるんだけれども、写真を加工したと思われる背景と、ベクトルの違い過ぎてあいかわらず見ていて落ち着かないというか。
話の方は主人公と共に研修を受ける人物たちが登場。氷を作るテストで、それぞれのキャラクターが描かれていて、ドラマを予感させるものとなっていましたよ。主人公と何かと因縁のありそうな帽子の少年とが出会う場所にタンクローリーが落ちてくるというのは、さすがに出来すぎなんだけれども、魔法は心のありようみたいな設定があるみたいだし、素直な主人公が大きな力を持っている一方で、ヒネた感じの少年が魔法を上手く使えないというのが分かりやすい対立軸となっておりました。