セキレイ 第9話「比礼ト風」

帝都が封鎖されてからけっこうたってるのに、未だに決戦前夜みたいな雰囲気を引っ張り続けて本格的なバトルが始まらないんだけれども、クライマックスに向けて徐々に盛り上げている感じで実はちゃんと計算されているような気がしなくもなく。
松に指摘されるまで封鎖されていることの意味がよく分かってなかったりして、この主人公はどんだけ呑気なんだよという気もするわけですが、自分とそっくりな境遇のアシカビとそのセキレイと出会うことで、二人の脱出を支援するという方向で話が進むことになりそうですよ。主人公に対する松の自信を持つべきという発言の根拠は不明ながらも、そうやって無条件に肯定してもらえる境遇はうらやましいところで、この手の作品の壺を押さえた作りとなっておりました。
ノルマの入浴は今回もキチンとこなしていましたが、乳首祭りについては結局東京MX版だけだった模様。規制なし版とあり版を放送することで、二度話題になるという手法だったりするんでしょうかね。