乃木坂春香の秘密 第10話「一緒に、いたいです…」

文化祭を舞台に、自分の感情に春香が戸惑いつつもそれを乗り越えて裕人と更に親密になるといったところですが、ヘタレな主人公にできることといったらせいぜい踊るくらいで告白のひとつもないという。たぶん告白がゴールに設定されているから、そう簡単にさせるわけにもいかないんだろうけど、彼が告白をしない理由が特に描かれるわけでもなく、かといって別の女の子に気が移るわけでもなく、ゴールまでの過程をただただ薄く引き延ばしてるように見えてしまいましたよ。
椎名についても主人公に対して気があるのは明らかなのに、押し倒された件を利用することもないので盛り上がりそうなネタがあっさりスルーされたような物足りなさが。乃木坂家の関係者以外の脇の人物たちも、数多く出てくる割には二人の関係に積極的に干渉してくることもないので、あまり存在意義が感じられませんでしたよ。
あと主人公たちが会場に着いた瞬間に結果発表がはじまるミスコンの盛り上がらなさ加減も凄かったです。