空を見上げる少女の瞳に映る世界 第6話「信じること」

ユメミが再び、ムントと共に世界を救うために行動する話。今度は以前とは逆にムントがユメミを巻き込むことを避けていたわけですが、彼女の決意によって協力することを選ぶといったところ。
ふたつの世界を繋ぐ鍵という設定はあるものの、ユメミの言動の根拠がよく分からなくて、単に思い込みの激しい人のようにも見えてしまいましたが、実際に彼女によって二つの世界が繋がったり、ムントが大きな力を得たりしているので、結果としては彼女のやっていることに意味があるのかなと。
バトルシーンは今回も迫力のあるものとなっていて、大きく広がっていく爆発や沸き上がる煙、ムントと敵対する人のメタモルフォーゼとアニメーションならではの見所がてんこ盛り。
グンタールの侵攻によって地上が大変なことになっていましたが、建物や道路が破壊される様子を繰り返し見せるわりには具体的に人が傷つく描写がなくて、絵的な労力に反して、現実感の感じられない場面となっているように思いました。