夏のあらし! 第1話「プレイバックPart2」

セーラー服に時間跳躍とくると「時をかける少女」のリスペクトかなぁと思えたりもするわけですが、やってることはドタバタなコメディだったりするという。
ケーキとそれに乗っている苺をめぐって時間跳躍を繰り返していくなかで、前半で描かれていた何気ない出来事の数々について、何故そうなったのかという理由が明かされていくのはなかなか面白かったですよ。
制作がシャフトということで、喫茶店の中の光の雰囲気や、漫画の集中線みたいな効果を生み出している床の模様が印象的。登場人物の位置関係を、屋根をぶち抜いた鳥瞰で見せるのも、分かりやすくする工夫が感じられました。面長なキャラクターデザインはクセが強く思えたけれども、見ているうちに気にならなくなりましたよ。
OPとEDに漂う昭和臭もかなり濃ゆくて、シャフト制作ならでは個性の強さ前面に押し出された作りになっておりました。