戦国BASARA 第2話「戦慄!桶狭間の遭遇」

2話になってもバカみたいに高いテンションとトンデモなアクションが健在で何より。
大将の首そっちのけでバトルをはじめる幸村と正宗も無駄に熱かったけれども、今回は御館様こと武田信玄がトバしまくり。馬の上立ったまま城壁を登り切る場面が凄すぎて痺れましたよ。馬と城壁、どっちもあり得ないんだけれど、両方が組み合わさると得も言われないパワーが生じるいうか、マイナスとマイナスを掛けたらプラスになるみたいな勢いが。
vs忍者およびvs北条氏正の戦いも圧倒的で、忍者を右拳の一撃で倒すところから、先祖の霊を呼び出した(これはこれでトンデモな絵面だったり)氏正を戦斧の一閃で吹き飛ばす流れも、かっこよすぎでしたよ。
ほかにも今川義元のバカ殿ぶりや、謙信に使えている女忍者のヘブン状態と見所盛りだくさんで楽しませてもらいました。
終わり際に登場した織田信長が、魔王とか呼ばれたりして他の武将たちとはまた別の方向で人知を越えた力を持っていそうなあたりは、この手の戦国モノではお約束といったところ。
原画に松本憲生がいて、主に幸村の正宗の戦いの場面で独特の絵柄とダイナミックなアクション見せてくれたわけですが、影無しだったりクレヨンで描いたかのような輪郭線だったりと好きなようにやってる割には、他の作品で見るよりも絵柄の違和感が弱かった印象。やっぱりこのアニメ全体にみなぎるテンションに上手くハマっていたのかなと。