咲-Saki- 第2話「勝負」

和と勝負に勝った咲が麻雀の楽しさに目覚めて麻雀部に入部するまで。
部長のハンデを背負ったつもりで打てという理屈はどうなんだろうと思ったりもするわけですが、それを受けて実際にトップを取ってしまう咲もスゴイというか。決め手のリンシャンツモ四暗刻は出来すぎだったけれども、まあ理詰めで麻雀をする作品じゃないし、このくらい派手な方が面白いんじゃないのかなと。牌がめちゃめちゃ光ってたし。
咲視点で和に羽が生える場面が、ヒカルの碁の宇宙囲碁並によく分からなかったけれども、あそこで咲の中で何かが目覚めたらしく。勝負のあとの咲と和の会話や自宅での咲の描写がいい雰囲気で、彼女が決意するまでを、見る側の想像にゆだねる作りになっておりました。複雑な家庭事情を匂わす描写もあったりして、麻雀が好きじゃない理由を家族麻雀がトラウマと語っていたこと以外にも事情がありそうなところ。
今回もフェティッシュな描写がてんこ盛りで、ツヤツヤした太ももにアップで迫ったり、顔を赤らめたり、モジモジしたりと、麻雀をやってるだけなのにやたらと色気があって大変なことに。特に和に対する咲の視線がアレな感じで、百合百合な妄想が広がりまくりましたよ。ライバルであると同時に妄想を刺激する関係はありそうでなかった気がするわけですが、腐の人たちが男同士の熱い関係に妄想を持ち込む感覚はこういうのかなと思えてみたり。
予告のネタは、タコスの子のかけ声と山笠というセリフからすると、かわぐちかいじの「はっぽうやぶれ」かな。麻雀モノは名台詞が多いので、次は何を持ってきてくれるのか楽しみですよ。