Phantom 〜Requiem for the Phantom〜 第10話「終幕」

アインとツヴァイが共に銃弾に倒れるということで、物語における大きな転換点。
アインを連れ戻すことを願いながらも、自分の銃弾によって彼女を傷つけ、自身もまた撃たれるというのが辛い結末。そしてツヴァイに心を開きながらも、アインが自分を道具として扱うサイスを身を挺して庇うのもまた哀れ。
予告によると、とりあえずツヴァイは生きているようなので、すべてを失った彼がどのような道を歩むのかという展開になるんでしょうか。
ツヴァイがサイスを追いかけ回すあたりは、弾丸が一発しかないから確実に仕留めしているとも解釈も出来るわけですが、お約束すぎるというか、どうしても早く撃てよとか思ってしまったりして緊張感が続かないなぁと。
あと、ツヴァイの憎しみがサイスに向かうのあたりも、視聴者的にはコレまでの描写からアインが彼の洗脳を受けていることが分かるわけだけれども、ツヴァイがそこら辺を知る描写が省かれていたので、彼の心の動きが分かりにくかったように思いました。