戦国BASARA 第12話「安土城天守 明日を懸けた死闘!!」

安土城での最終決戦。
城門の前で立ち往生という状態を打開するために援軍が現れるというのはお約束。なんだけれども、大砲で一緒に友軍を吹き飛ばしてるようにも見えて、滅茶苦茶なことになっていたりもして、よく分からないテンションで突っ走るこの作品らしいところかなと。
全編にわたってアクションに次ぐアクションで、大変見応えのある作りで、信長に圧倒されていた正宗と幸村が、味方の力を得て打ち倒すのも熱い展開となっておりました。まどろっこしい説明セリフではなく、色のついた光の帯でそれを見せるのが分かりやすくて良い演出でしたよ。
信長が容赦なく妹を撃つあたりは悪役としての冷酷さが現れている場面。光秀が炎に焼かれながら悶える様も強烈で、熱血漢の幸村＆真田たちとは別の方向で、インパクトのある人物たちでした。
家康の遺志継いで本多忠勝が飛んでくるあたりも泣かせるところで、それぞれの登場人物に見せ場が用意されてよく出来た最終回でしたよ。
放送後に二期の制作が発表されましたが、続編でもこのテンションを維持し続けて欲しいところ。