11eyes 第1話「赤い夜〜pirose'jszaka〜」

主人公が、意味ありげな眼帯をつけていたり、モノローグで不幸な身の上やら内向的な自分やらをアピールしてみたり、突然異世界に放り込まれたりと、今時珍しいくらいのストレートな邪気眼設定の数々になんだかワクワクしてしまいましたよ。
話の方は、ありがちな設定に加えて、OPでほとんどネタバレされているような気もするわけですが、まあ主に女の子たちのキャラクターを楽しむ作品だと思うので、そっちはあまり重要ではないのかも知れず。もしかしたら予想もつかない何かをやってくれる可能性もあるわけだし。
絵的には可もなく不可もなくといったところですが、異世界に入れ替わる時の映像は凝っていてなかなかの迫力。ワラワラとよってくる怪物のデザインがえらく微妙でしたが、まあこれはこれで味わいがあるような気もするところ。日常モードで見えまくるパンツは、何もそんなに見せなくてもと思いつつも、やっぱり目がいってしまったり。
中二設定を前面に押し出しつつ、その痛さを楽しめるような作品になってくれたらいいなと。