空中ブランコ 第1話「空中ブランコ」

実写合成にサイケデリックな色使いが奇抜で目を引くわけですが、話的にはゲストの内面の問題を精神科医が解決するということで見た目ほどぶっ飛んでないというか、むしろよくある話で逆に驚いてしまうというか。
実写合成については、意外に違和感がなかったけれども、むしろ画面をゴチャゴチャと飾り立てることで、それを目立たなくしているような印象。とにかく派手で奇抜な画面となっていて、たしかにインパクトはあるんだけれども、これを1クール見続けるのはちょっと辛いような気もするところ。神経科医の外見が頻繁に変わるのは患者の精神状態を反映しているといったところでしょうか。
作中でフジTVのアナウンサーが、注射をはじめとする作中の治療についてフォローを入れるのはいろいろと配慮した作りで、話の途中で彼が突然割り込んできても、この変な世界だったらアリかと思えるのは利点なのかなと。