けんぷファー 第4話「Kriegserklarung〜戦う乙女たち〜」

文化祭でのミスコンを前にナツルを巡る女たちの争いが顕在化する展開。正面切って対立する沙倉と紅音に、事態をややこしくする張本人でありながら、やっぱりナツルに興味がありそうな会長にと、急速にハーレム化が拡大する流れにニヤニヤがとまりませんでしたよ。
そんなことよりケンプファーとしての戦いはどうなってるんだよとか思ったりもするわけですが、これだけで十分面白いわけで、実のところバトル要素はいらないような気がなくもないところ。もしかすると脳天気な話でキャラを立てることで視聴者の気を引いておいて、後でシリアスなバトル展開に持って行くみたいな構成なのかもしれませんが。
女ナツルが下着を選ぶくだりは、TSものならではのドキドキ感の満載の場面で、試着する時の紛らわしい絵面から、紅音と会長が着用の見本を見せるという流れは、たまらないものがありました。会長の肩もみも恣意的なカット割りのおかげで隠微な場面となっていましたよ。
映像面では、人物が斜めに傾いてたり横に倒れていたりするカットが頻出して、もしかしたらと思っていたら、絵コンテが予想通り こでらかつゆきで分かり易い特徴だなと。ちなみにこの手の画面を、こでらカットと勝手に呼んでいたりします。