君に届け 第9話「新しい友達」

恋する乙女に変貌する爽子を描きつつ、胡桃沢から友達宣言をされるという話。
爽子と風早がお互いにを意識しまくりで無言で見つめ合ったり、名前の呼び方をネタに弄られたりする様子が初々しくてニヤニヤが止まりませんでしたよ。自主練をはじめる前の玄関で爽子が、友人と話す風早を見て、ああなりたいみたいなことを言うわけですが、その直前に彼女自身もクラスメイトから話しかけられているわけで、彼女も確実に変わりつつあることが示されるものの、当の本人がそれに気付いてないという。
上目使いを見せるカットが多用されてるあたりは、恋する女の子としての爽子の可愛らしさを強調する演出。例によってシャボン玉や花がバックに浮かびまくりで、少女漫画らしさを醸し出しておりました。
胡桃沢が爽子に接近する件は、とりあえずは普通の友達として行動しているようですが、髪の伸びる人形発言をはじめとして時折垣間見える彼女の腹黒さからすると、当然風早がらみで裏があることが予想されるところ。爽子の人の良さからすると胡桃沢のことをアッサリと信じることになりそうで、そこから発展する出来事が彼女に課せられた新しい試練になりそうですよ。