ローゼンメイデン・トロイメント 第3話「金糸雀」

7体目の薔薇乙女金糸雀登場。期待通りのアホの子のようで、その一挙手一投足が笑いの対象になるという、なかなかおいしいキャラのようで。その彼女が、真紅たちのローザミスティカを奪うべく桜田家に潜入するわけですが、何も考えてないもんだから潜入しても中を引っ掻き回すだけという。真紅たちの捜索をかわす神出鬼没ぶりは中々のもんですが、ただ単に影が薄くて気付かれないだけのような気も。見つかっても、あなた誰?扱いで蟹ミソとか呼ばれてるし。金糸雀のキャラのせいか、今回はギャグ中心の笑えるエピソードとなったわけですが、実のところ7体目の登場はアリスゲームの本格化を意味するわけで最後は厳しい闘いを予感させるシリアスな締めに。こういう終わり方をされると、見てる方としても気が引き締まりますな。
他の見所としては、くんくん探偵セットを着たり探偵役を取られて声が裏返ったりする真紅とか、ノリのメガネメガネとか、ジュンの様子を見に来る巴とか、ついにEDまで流れたくんくん探偵とか。真紅と一緒に紅茶にケチをつけたり彼女から探偵役を奪ったりする蒼星石も、キャラが立ってきていい感じなんですが「地味キャラが目立つのは死亡フラグ」の法則が発動するんじゃないかと不安になってみたり。