舞-乙HiME 第14話「オトメのS・O・S」

シリーズも折り返し地点を過ぎてシリアスモードに突入かな。
数十年ぶりのオトメ同士の戦闘で、重苦しい雰囲気に包まれる学園といった感じで、オトメの華やかさに隠された現実を突きつけるといいますか。いろいろと画策していたナギが裏で糸を引いていたわけですが彼の狙いは何なんでしょうかね。
沈痛な雰囲気のクラスの中でアリカだけが恋に悩んでたりして、オイオイとか思ったりしたけれど、まあそういうマイペースなところも彼女らしいところなわけで。ニナの気持ちを知りながら、アリカを励ましたあと、ニナに甘えるエルスがちょっぴり切なかったですよ。
あいかわらずストーリーの方は国際情勢とか女王問題とかアリカの成長とか複数の要素を上手く見せていて、しかも各話ごとに盛り上がるところがあってと、素直に感心させられるんだけれども、今回は作画がちょっと危なかったかなと。夜の街をアリカが走るカットあたりは特に顕著で、ちょっと萎えそうになっちゃったんで、作画の方も頑張って欲しいところです。