よみがえる空 第3話「苦しい仕事」

洋上での着艦とか病院を照らすヘッドライトとかで盛り上げといて、死亡確認はあんまりだよね。
主人公の最初の試練といった感じで、いきなりこういう展開にするのは、主人公が一人前の救難隊員になるまでをシリアスに描くという製作者の意思の現れですかね。この試練をいかに乗り越えるのか、というのが今後の見どころなんだろうけど、意地の悪い見方をすれば、製作者が主人公を成長させるために女の子を殺しちゃったとも取れるわけで。フィクションである以上、話の中で起こる出来事には作り手の意図が入ってるわけで、緻密な描写で現実の厳しさみたいなものを描いてみても、結局は作り手の手の平の上の出来事といいますか。
えーと、つまり何が言いたいかというと、同じフィクションなら見てて気持ちいい方が自分は好きだなぁと。