舞-乙HiME 第17話「蒼の舞/想い、散るとき」

ガルデローベとヴィントブルームはアルタイとシュバルツによって制圧。マシロ姫は追われる身になるんだけど、人望のなさが災いして国民にかくまわれるどころかチクられる始末。アリカが真の王位継承者であることと、彼女のおじさまがセルゲイであることがバレてニナがブチキレて暗黒面に堕ちてナギと契約。ニナに攻撃されそうになったアリカをかばって実はシュバルツのスパイだったエルスが死亡。アスワドも顔出してたけど、結局時間稼ぎに利用されてヨウコとの因縁を再確認しただけと。こんなところかな。
今まで水面下で進行していた事態が一気に表面化したわけですが、それぞれを追いかけるのに手一杯なせいか、物足りなく感じるところがちらほらと。アリカvsエルス、アリカvsニナをもっと時間をかけてエルスの死を盛り上げて欲しかったとか、オトメとスレイブ軍団の戦闘をもっと見せて欲しかったとか、もっとナツキを活躍させてあげてとか。なんだかんだ言ってもみんなほとんど無傷だから、いまいち危機感がなくて、せっかくの風雲急を告げる展開がもったいないといいますか。やっぱあそこでアリカがボロボロになってないとエルスが彼女をかばう理由が弱いんじゃないかなと。あの状況でマキマキしてるシホには笑ったけど。
話の方は、一度どん底に落ちたオトメ達が、そこからどうやって巻き返してくれるのかってのが見所になると思うので、今後、熱いバトルを交えた逆転劇になることを期待するとしましょうか。