しにがみのバラッド。 第1話「きみのこえ」

青い目だから社長になれるとか、やっぱり清水愛はネコなのかとか、まあ、関係ないので置いといて。
子供同士の淡い恋や、たった一度のすれ違いで失われる儚さみたいなのは、見てて切なくなっちゃうんだけど、個人的にイマイチ入り込めないものが。望月智充監督らしい、突き放した温度の低い作りのせいもあるんだろうけど、故人の思いを人外の存在が伝えるっていう設定が、都合良すぎて話として面白くないというか。死んだ人の気持ちというのは、残された人が自分で考えることに意味があるんじゃないかなと。まあ、死んだ人の気持ちを知って救済されるってのはキレイな話だと思いますけどね。