REC Take.8「マイ・フェア・レディ」

仕事のすれ違いでまたもや仲たがいする松丸と赤。一度目は悲劇、二度目は喜劇などという言葉が浮かんで来たりして、見せる方もそれが分かっているのか、一人で盛り上がった松丸が落ち込む様子は、彼の上だけ雨が滝のように降ったり、車に轢かれそうになって転んだり、企画書と花がずぶ濡れになったりと、まるでコントのようで。
赤に、セリフの引用で王様と呼ばれた松丸が、それを否定するのは、八つ当たりする情けなさを自分でも良く分かってるからなんだろうけど、「映画のセリフはやめてくれ」というのは気になるところ。その言葉が意味するのは、二人の関係の終わりか、それとも映画の真似事ではないより深い関係を築くということか。