彩雲国物語 第2話「井の中の蛙大海を知らず」

茶飲み話で性格を見極めて、市井の現状を見せることでやる気を引き出すというヒロインの名教師ぶりが光っておりました。最後の後宮に入った理由を語るくだりで、名前を偽っている王へ配慮して、伝言という形にするのも上手くて、これならどんなダメな子でもやる気になるだろうなと。ともすれば、裏で糸を引いて操るみたいな陰険な感じになりそうだけど、そうならないのは、ヒロインの前向きで明るいキャラクターと、国を良くしたいという彼女の思いが、過去の体験を描くことで明確になっているおかげかな。
ところどころ作画が怪しくて、とりあえず人物の顔は崩れてないけど、二話目でコレだと先行きがちょっと不安。