シムーン 第4話「近い戦争」

生身の敵兵とのはじめての遭遇。言葉が通じない設定になってるのには、どうするんだろうとか思ってたら、主人公達と敵兵の視点を上手く切り替えることで、それぞれが戦う理由を分かりやすく見せてくれました。まあ、こういうときに身の上話をするのはお約束というのもあるんだと思いますが。でも考えてみると、これだと視聴者には分かるけど、主人公達には伝わってないわけで、つまり彼女達に感受移入せずに第三者として物語を見ろということなのか。
シムーンから敵兵の死体を引き剥がすところは、主人公が普通に殺したりするのよりもエグいのかもしれず。血まみれの機体が、神をたたえる為の乗り物が人の命を奪う兵器となっていることを象徴しているようでした。