ガラスの艦隊 第15回「威風のごとく…」

脱走計画のずさんなところとか、落ちた先に偶然重要な人物がいる都合の良さとか、気になるところもあったけど、クレオと提督のセリフが重なって、クレオが本当に王家血を引くことが明らかになる場面は、なかなか劇的で盛り上がりました。
今回の話を見ても、ミシェルがヴェッティの手に落ちたのか否かが、イマイチよく分からないんだけど、当のミシェルは汚されたとか言ってたし、ヴェッティはすべてが手に入るのに空しいと言っていたので、やっぱり行為は済ませていて、凹んでいたのは望みどおりにミシェルを手に入れたのに満足が得られなかったから、ということなんでしょうかね。まあ、ミシェルが汚されたと感じることが重要なのであって、そんな引っ張る話でもないんだけど。
あと、人民軍の参謀だった男の落ちぶれぶりが因果応報といった感じで、大口たたきながらもテーブルの上の果物をしっかり持って帰るあたりに彼の浅ましさが垣間見れて、ちょっとした人物の行動に性格が現れているのが面白かったです。