円盤皇女ワるきゅーレ 時と夢と銀河の宴 第1話「ワルキューレ大同窓会」

8月に発売されるOVAのPPV放送。いつの間にやら第4期まで作られて息の長いシリーズに。
同窓会ということで、ワルキューレの学生時代の新キャラが登場するんだけど、特にこれといった事件が起こらず、本当にただ同窓会で旧交を温めるだけというのがスゴいというかなんというか。まあ、個人的にこのアニメでは、こういう非日常的なキャラクターによる日常的な出来事みたいなのを見たいと思っているので、その点満足いくものでしたが。
秋菜に元の姿に戻すようにせがむ小ハイドラと元の姿に戻ったハイドラのギャップとか、小ワルを子供と間違えられて最後には説明するのを諦める大ワルとか、キャラの見せ方はツボを押さえた作り。銅像の思い出話でワルキューレの隠された一面を描き、小ワルの告白で、時の湯に来てからの出来事を通してそれを表に出せるようになったことを感じさせるのは、長期シリーズならではのちょっといい話でしたよ。
作画は可もなく不可もなくといったところ。止め絵が多くてあまり動かないけど、そういうのが必要な話じゃないし、シリーズをずっと追いかけているファンならば、楽しめる内容になっているように思いました。