テクノライズ 第18話「THRONE」

伽ノの母親達によって語られる彼の目的・・・なんだけれど、本当に彼が地上への侵攻という分かりやすいことを意図していたなら、この物語の結末がもう少し救いのあるものになっていたような気がしますよ。大西から貰った足をすぐに捨てるというくだりは、彼の狂気を強く印象付けるエピソード。
ドクが、櫟士に自分を抱かせて「私のテクノライズはこういう風に使うのよ」と言うのは、彼女がテクノライズで目指していたものを象徴すると同時に女であることを意識させるセリフ。「彼女なら大丈夫」と自分の側にいて欲しいがために、蘭の身を案じる櫟士を説得して一緒に地上に行くことになるんだけど、これが取り返しのつかない結果を生むことに。