おとぎ銃士 赤ずきん 第8話「心に笛を持つ男」

ブレーメン隊が、ちゃんと元ネタを意識して影絵で登場したのは好印象。彼らのおバカさ加減とか、おでん缶がキーアイテムになっていたりとか、全体的にユルい感じで話が進むんだけれど、一方で、地下牢でのバトルが終わった次の瞬間に玉座の前に移動していたりと、場面転換が唐突でなんだか落ち着きませんでしたよ。
角笛をいかにも重要アイテムっぽく引っ張っておいて、草笛で決着をつけるというのは、サブタイトルの意味が分かると同時にハーメルの実力を見せる展開でちょっと感心。でも、ファンダベーレの現状の説明や新キャラの投入に時間をとられたせいか、異世界に来た驚きみたいなのがあまりなかったような気も。三銃士の影が薄かったのも気になりました。