いぬかみっ! 第22話「パパとムコ殿っ!」

復活した大妖狐のはぐらかしっぷりがさすが。
ようこと啓太の関係を認めずに大暴れするのかと思ったら、子供がいると聞いてあっさりおとなしくなるという。ようこのつわりとか彼を丸め込むための芝居が白々しくて、大妖狐もそれで信じちゃうのかよと笑いつつも、 彼が力が強いだけで単純な人物であることを見せておりました。彼の中の一番がようこで、あとは自分の快不快に基づいて動いているわけで、それだけに天然の怖さみたいなのが感じられました。
ようこと啓太の馴れ初めは、ありがちなんだけれど、二人の記憶にズレが気になるところ。ようこに惹かれているのに、啓太が犬の子供にこだわる続けるあたり、実は単なるギャグじゃなくて深い意味があるのかなぁ、とか思ったりもするんだけど、その直後に啓太のいらないサービスを入れるのがらしいといいますか。中身がちゃんと女物でわざわざ色トレスまでしてあって、最終回に向けて話が動く中で、こんな無駄なこだわりを見せるあたりでやっぱり変態アニメであることを再認識。まあ、そこがいいところなんですが。