シムーン 第23話「永遠の少女」

「シヴュラとして祈ることにやっと意味を見出せたのに」というロードレのセリフがあるように、戦争が終わって再び迷走するコール・テンペストの面々といったところ。
積極的に近づいてくるネヴィリルから逃げたり、フロエのキス云々の話で赤くなったりと乙女チックなアーエルが可愛かったですよ。これからのことで皆が不安を感じてる中で、一人で別のことで悩んでるのはさすが空気を読まない子といったところですが。
シャワー室でのパライエッタとアルティの会話やそこに黙って入ってくるカイム、兵士たちの姿を見て罪の意識に駆られるロードレをさりげなくフォローするヴューラ、嶺国の巫女に祝福を与えるネヴィリルといった描写が印象的。パラ様はネヴィリル祝福を受け、嶺国の巫女と同じように許しを請うことで、気持ち吹っ切るつもりだったんでしょうか。
性別化されないことについてオナシアの話を聞くのは、シヴュラであれば泉に行かなくていいとか言ってたアーエルの役目のような気がするんだけど、コール・デクストラにいて、たくさんの仲間の死を見てきたであろうオナシアが、同じような立場のユンに真相を語るのもアリなのかなと。デクストラといえばドミ姐がいたところなわけで、過去にいった彼女が・・・などという妄想も拡がるわけですが、先の読めないこのアニメのことだからどうなることやら。