ガラスの艦隊 第23回「血戒のごとく…」

テレビ朝日での放送が、最終話を待たずに打ち切られたのはとりあえず置いといて。
キャラクターの作画に力が入っていて、絵的にはクライマックスに相応しい出来栄え。特にヴェッティの書き込み具合は異常で、一人だけ別の世界の住人のようでしたよ。
話的には、いつの間にか皇帝軍と人民軍の最終決戦がはじまったり、ヴェッティが捕まって逃げたと思ったら、また絶体絶命になったりと何ともあわただしい進行で、ここに来て明らかになった教皇の真の目的が何とも俗っぽいのが拍子抜け。ヴェッティとミシェルをはじめる各カップルが、最後の戦いを前に気持ちを確かめ合うみたいな定番の場面は、雰囲気があってなかなか良かったですよ。
最終回未放映については、確かに続きが気になるけど、これだけアニメが大量に放送されてる状態で、数ヵ月後に発売されるDVDで最終回をと言われても、物語を追うモチベーションが続かないというか。まあ、AT-Xでは放送される可能性があるそうなので、忘れなかったら見ようかなとは思いますが。