あさっての方向。 第3話「あたらしい生活」

椒子から子供の姿になったことを明かされた主人公の反応がリアルな感じ。二人だけしか知らない事実を告げられても、姉から教えられたと、常識の範囲内で理解しようとするところとか。
前半を二人で協力してなんとかやっていけるかも、という感じで見せておいてから、後半で主人公が椒子を捨ててからだを選ぶまでの回想を入れるのが波乱を予感させる構成で、このわだかまりが物語に何をもたらすのか非常に気になるところ。
あと、彼女が大人になってから気になっていたんだけれど、今回は特にからだの胸がすごいことになっていて、テンション上がりましたよ。影の入り方とかボタンの周りの皺のつけ方とか、単に大きく描いてあるだけじゃなくて、それが衣服に及ぼす影響まで細心の注意が払われている感じが、本当にすばらしかったですよ。もうちょっと揺れれば最高だったんだけれど、やりすぎると作品の雰囲気壊しちゃうから、こんなもんかなと。