天保異聞 妖奇士 第3話「華江戸暗流」

主人公が奇士の一員となるまで、といった話だけれど、ボケた老人の妄想と結びついた妖夷を倒しただけで、その気になったりして、今まで頑なに拒んでいたのは何だったんだと思えてしまって、自己完結ぶりはあいかわらずだなと。まあ、主人公が心を決めてくれたおかげで、これからは逃避する彼を見てイライラさせられることもなくなりそうですが。
倒した敵を食べるというのは、ちょっと聞いたことのない設定で、正直焼肉が食べたくなったりして、主人公が仲間になる意思を示す小道具にするのも上手い使い方。男装の子が巫女姿になって戦うところは、このアニメではじめて心が動かされる場面でした。