コードギアス 反逆のルルーシュ 第4話「その名はゼロ」

スザクの裁判をショウとして演出するブリタニア側に対し、主人公がそれを利用してスザクの救出と自らの存在を世界に知らしめるショウに変えてしまう手際が鮮やかで面白かったですよ。ギアスの能力は都合良すぎる気もするけど、まず作品がギアスありきで作られている以上、その使われ方を楽しむもので、敵の指揮官を洗脳して脱出するという今回の使われ方は、よく考えられていたんじゃないかなと。まあ使いすぎて話を進めるための道具になってる感もありますが。
最後のルルーシュとスザクのやり取りは、二人の行動や考え方の違いを明確にするもの。目的の為には卑怯な方法もいとわないルルーシュとルールに従いそれをかなえようとするスザクといったところで、その違いがそのままこの作品の中心のテーマになるんでしょうかね。