あさっての方向。 第7話「二人のつかのま」

からだと椒子が主人公のためにケーキを焼く話。
とにかく描写が丁寧で人物の動きはもちろん、薄力粉の袋を開けたときに粉が舞う様子やバターがお湯に溶けていくところ等、細かいところまでキチンと描かれていて、ただケーキを作っているだけなのに目を離すことができない素晴らしい出来栄えでした。
主人公の「上手くいきつつある」という言葉や、椒子が自分が穏やかな気持ちでいられる理由に気付くところで、3人の関係の中心にいるのが、からだであることがわかるわけですが、二人の過去の関係を知った彼女が取る行動が、突然家出をするというあたりが一人で思いつめちゃう「いい子」の彼女のキャラクターと中身は子供のままであることを表しているのかなと。
今回もからだのオッパイがすごいことになっていて、部屋を貸してくれるように手を合わせて頼むところや、前かがみになるところでその大きさが強調されていて、あと何気にお尻を見せるカットが多かったのも大変よろしかったです。