くじびきアンバランス 第7話「えらいひとのはなしをきく。4点」

原作者の木尾士目が脚本を担当。
いつもよりシリアス寄りで、主人公たちというか主に時乃に対して、組織を運営するにあたって必要な汚れ仕事をする覚悟を突きつける話。友人となったスパイを生かすために彼女が出したアイデアは、事態を収拾しつつ彼女の天然らしい怖さが感じられるもので、さすがは原作者だけあって上手くまとめたなと。
ぜんざいを食べるところの作画が丁寧で、中の人の息の演技もあいまってとてもおいしそうでしたよ。尾行者を捕らえるところのアクションも切れがあって、副会長の笑い声を聴いた時の会計の人のすごい嫌そうな顔もいい味出しておりました。