ちょこッとSister 第23話「願い」

ちょこがいなくなった後の日常を描くといったところで、彼女が関わってきた登場人物たちの記憶は消えているんだけれど、彼女がいるように振舞う無意識の行動が、それぞれの中にある彼女の存在の大きさを感じさせるという定番の展開。前半のクライマックスであるはるまが失恋から立ち直る際の絵日記への書き込みが、ちょこの存在を思い出すきっかけとして上手く生かされておりました。
特に理由も明かされず思いの力だけでそれが具現化する世界というのは、ちょっと怖い気もしましたが、まあ何事もなくマッタリした日常が続くというのは、自分も含めたこの作品の視聴者が望んでいることだと思うので、これでいいんじゃないかなと。