雪緒たちの扱いを巡ってロックとバラライカが対峙する場面がなかなか緊迫感がありましたよ。
ロックが自分の信じる正義を趣味と言い切るあたりは開き直りともとれるんだれど、それをあのバラライカに言ってのけるあたりが彼の覚悟の現れなのかなと。バラライカがレヴィに投げかけた、コイツと同じように生きるなという言葉も意味深。
銀行強盗をしてヴィソトニキを釣り出すという雪緒たちの作戦が上手いと思ったんだけれど、一方で、目的とは別のところで行為自体を楽しむ雪緒の様子が、無理をしているというか与えられた状況に自分をはめ込もうとしているようで辛いものが。ロアナプラへの憧れを語る場面もなんだか切なかったです。
