ときめきメモリアル Only Love 第13話「ときめきの秘密」

天宮が爆発するまでの過程が、よく描けていたように思いますよ。これといって彼女の心理を見せるわけでもないのに、次々と持ち込まれる文化祭の用件や、主人公を避けながらも彼へと送る視線で、苛立ちが募っていく様子が伝わってくるのが優れた演出。夕焼けの教室で一人きりという場面設定や紙飛行機が主人公と彼女を繋ぐという展開が郷愁を誘い胸に沁みるものでした。
「そういう天宮さんも好きだと思うよ」は、さすがハーレムアニメの主人公と言った殺し文句ですが、天宮からの好感度が上がる一方で、他の二人からの好感度が下がりそうな描写が入っていたりして、主人公も大変だなぁと。