金色のコルダ 第18話「傷心のパルティータ」

演奏する柚木にオーラを纏わせる演出に痺れましたよ。火原をはじめとする他の参加者が、日野のことを引きずって演奏によくない影響が出たのに、弦を切って途中で退場した彼女のあとに、彼女のことを思い浮かべながら演奏をして最高の結果を残すというあたりが、捻くれているというか只者じゃないというか。回想で語られた祖母との関係は、彼が屈折する理由として説得力がるもので、その祖母から持ち上がった海外留学の件に彼がどう動くのか気になるところ。
日野はバイオリンから離れて現実逃避中。土浦の言葉も届かずといったところで、彼女に元気がないと作品全体の雰囲気が湿りがちだけれど、復活をどう見せてくれるのかに期待。あと前から分かっていたことだけれど、本当に妖精は役に立たないなと。