がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第5話「ふたりっきりの、夜」

芽生と光香仲良くなる話。まなびが不在の気まずい雰囲気から、芽生が手紙で気持ちを伝えることで二人が打ち解けるところまででも十分いい話なんだけれど、そこから更にもう一歩進めて共に文化祭のテーマを考えることを通して絆を深めるという「トモダチからナカマへ」というテーマを地で行く展開。そしてそれは、この作品全体を通して描かれるテーマでもあるわけですが、それをセリフで説明するような野暮ったいことをせず、かつストレートに描いてみせるさわやかな話でもありました。
一方で、光香が自室で電話をかける場面をはじめ、盗撮視点の狙ったカットが用意されていたりして、アニメの業の深さを痛感させられましたよ。