学園を卒業してそれぞれの道へ進む５人の姿を描く最終回。中でも一番たよりない感じだったみかんが、自立するために留学するのが印象的で、反省会で「みんなといっしょにいたい」と泣きじゃくる彼女に対し、まなびが首を振って後押しをするところから、空港…

ナレーションとテロップで進行する前半には激しく不安を感じたりもしましたが、後半に入って大爆発。 よく動くライブが素晴らしく、とくにまなびが校歌を唄う場面は、音楽と丁寧な作画で見せるクライマックスとして大変見ごたえのあるものとなっておりました…

時計の妖精で泣き落としをかけてくるのは、斜め上を行く発想でさすがはまなび星人といったところ。情感を込めた語りに定番の曲を流して上手く盛り上げていたのに、結局学園祭の話に持って行って馬脚を現すのには笑いました。 時計塔の爆発から新生徒会室のリ…

分解寸前の生徒会が桃葉の映像によって再びまとまる姿が感動的。これまでヒマを潰しに生徒会に来てるようにしか見えなかった桃葉を、このタイミングで動かすのがニクイ演出で、少し引いた位置にいる彼女だからこそ出来る仕事といったところ。映像の方もまな…

学園祭中止の撤回を訴えるまなびの演説が面白かったですよ。ヘルメットや角材といった小道具まで用意した学生運動風のアジ演説から、段々と意味が分からなくなっていって、最後に一揆コールから一気飲みをはじめるというグダグダな流れが。散々引っぱった挙…

夏休みの最後の日に、学園祭の準備でテンパりながらも充実している生徒会に、学校合併の計画が影を落とすといったところ。 突然、部屋の模様替えをはじめるとか言い出して危ない目で「まっすぐでゴー」を繰り返すまなびをはじめとして、登場人物たちが寝不足…

前回の友情が芽生えるまでを描いた話だったのに対して、今回はお互いを知り尽くした友人同士の情の厚さを描くみたいな話。 試合に負けてもいつも通り変わらないむつきに、それでも一緒にいて何かをしてあげたいと光香の行動が感動的。試験勉強をサボって夜の…

芽生と光香仲良くなる話。まなびが不在の気まずい雰囲気から、芽生が手紙で気持ちを伝えることで二人が打ち解けるところまででも十分いい話なんだけれど、そこから更にもう一歩進めて共に文化祭のテーマを考えることを通して絆を深めるという「トモダチから…

まなびたちの何気ない一言で、芽生のトラウマスイッチが入るということで、ちょっと重めな話。 アバンのトラウマの原因となった小学生時代の出来事における色を反転したような背景や、ラーメン屋でスイッチが入った時に、ものすごい勢いで伸びるテーブルと、…

まなびが自分たちだけの学園祭が出来る云々と宣言するところのイメージ映像が凄かったですよ。言ってることは特に目新しいわけでもなく、とにかく出来るというだけで中身もないんだけれど、まなびが真っ白な背景に学園祭の風景を描きながら飛び回る場面が、…

生徒会室の掃除からリフォームへと話が広がり、それが学園の生徒達の協力を得るという流れ。最終回みたいないい話で、なんだか上手く行きすぎな気もするわけですが、そこら辺はまあフィクションということで。三人で掃除をする時のグダグダな感じから、芽生…

少子化で学校に活気がなくなった近未来という設定が、いかにもこの先起こりそうな感じで、女の子たちの日常を眺める系のアニメらしからぬリアリティ。元気いっぱいのヒロインが、その現在にも通じる閉塞感みたいなのを変えていくという筋立てになるんでしょ…