Kanon 第19話「ふれあいの練習曲」

残るヒロインが二人に絞られ、名雪とあゆのルートを同時進行といったところで恋愛要素が前面に出てきた模様。
名雪の見せ場である駅伝がえらくアッサリと終わったのには驚いたんだけれど、葛藤や主人公の助けなしで(一応、応援はしてたけど)優勝できるあたり、作品内における彼女の立ち位置が現れているような気がしましたよ。喫茶店での好きな人云々の会話からも好きな人を見守るモードに入っていることが伺えますが、このまま終わるとも思えないのでこれからの動きに注目。
北川のあゆに対する小学生は犯罪というツッコミは的確すぎ。祐一とあゆの距離が近づくにつれて封印されていた記憶が明らかになって行くのは、ゲーム版での顛末を知っていてもどう見せてくれるんだろうと気になるところ。
二人がキスをする場面で落ちるあゆの涙と、祐一が名雪にプレゼントしたビー玉の色が同じになっているあたりに、いろいろな意味が重ねあわされているようで印象的でした。