のだめカンタービレ 第5話「Lesson5 千秋Sオケ指揮」

その昔、とある指揮者がとあるオーケストラに客演した時のこと。練習の最中、突然オケの音が良くなったので何事かと思って振り返ってみたら、ホールの入り口にそのオケの常任指揮者が立っていた、なんて逸話もあるくらい、実際に指揮をしたり指示を出したりする以外の部分での役割が大きいのが指揮者なんだそうで。
ミスを指摘するだけの千秋のせいで萎縮したオーケストラを一瞬で立て直すシュトレーゼマンは、さすがは世界の巨匠といったところで、そりゃ千秋も弟子入りしたくなるよなと。千秋とオケとの険悪な雰囲気を、白目演出や立ち上るオーラといったギャグっぽい演出を交えて見せるのが、重くなり過ぎない絶妙なバランスの取り方でした。演奏の場面が全然動かないのが気になったけれど、まあ今回は練習風景なので本番に期待するということで。