金色のコルダ 第19話「失くした心のパヴァーヌ」

バイオリンが再起不能になっただけあって、前向きな日野も、今回ばかりはなかなか立ち直れないようで。生真面目な月森をはじめとする日野を思う言葉が、逆に彼女を追い込む結果になってしまうのが辛いところ。コンクールの辞退を聞いた金澤先生の、次の扉云々という言葉が珍しく教師らしいもので、その時に入る回想が海外での辛い失恋いうベタベタなものなんだけれど、個人的な経験から来る重みを感じさせるものとなっておりました。
柚木の留学や、自分の将来について考える火原、そして前回、サッカーとピアノを選ぶよう迫られた土浦と、日野だけでなく他の登場人物たちにも選択を迫る展開となっているわけですが、重い話が続いているだけに、これらをどうまとめてくれるのか気になりますよ。