のだめカンタービレ 第8話「Lesson8 ミルヒー送還」

シュトレーゼマンと理事長の過去が明かされ、それと重ねられるように彼の千秋やのだめに対する思いが描かれる話。
秘書に頭が上がらなかったり理事長の前でいい子ちゃんになったりと女性に対しては、まるっきり弱い巨匠が笑えましたよ。ギャグとして描かれる強制送還でも、速攻で戻ってくるあたりに彼の本気が垣間見えるようになっていたりして、軽く見える場面にも重要な意味があったりするのがこの作品らしいところかなと。個性的な人物が多いこの作品の中でも、シュトレーゼマンの複雑な人間性はひときわ魅力的でやっぱり憎めないキャラクターであることを再確認。