武装錬金 第24話「キミが死ぬ時が私が死ぬ時」

地球を背にしたカズキが自分が戦う理由を語る場面が盛り上がりましたよ。マスターバロンの特性が明らかになった直後に負けたり、カズキの作戦で一安心と思わせた5分後にはおじゃんになってたりと、展開が速すぎてついて行くのが大変だったけれど、彼がこの作品の中でやってきたことの総決算とも言えるセリフが感動的。
キスの話を持ち出されて照れながらも、またキスをしようとする斗貴子がかわいらしさに悶絶。カズキを倒すために新型のフラスコを用意したりするパピヨンの屈折した友情も熱く、名前を呼ぶものがいなくなったという慟哭には孤独な彼にとってカズキが唯一の友人とも呼べる存在であることが表れているようでした。自己犠牲を貫くカズキの行動がクライマックスにふさわしい盛り上がりを見せてくれて、斗貴子パピヨンのためにも彼には生きて帰ってきて欲しいと思わせるものになっておりました。