Darker than BLACK -黒の契約者- 第1話「契約の星は流れた…前編」

謎の現象で超能力者が現れた世界を舞台に陰謀渦巻く話といったところ。こういうのは、設定を聴いた瞬間から謎の現象やら能力の由来やらの謎が投げっぱなしになりそうな予感がするわけですが、この作品ではそうならないよう願いたいところ。
全体的に引いた視点からの客観的な描写が続いて、主人公ですら何を考えているのかよく分からないようになっている中、眼鏡のお姉さんが自己紹介までするのに、壁や契約者といった設定の説明するだけで特に彼女の視点から物語が描かれるわけでもなかったことに妙な違和感。キャバクラで働いていた女の人の幸薄そうな感じが伝わってくるデザインは、なかなかそそるものがありました。