怪物王女 第2話「破壊王女」

透明人間が屋敷に入り込んで危機的状況なのに、糸を張り巡らせるだけというショボい攻撃のせいで、見えない敵に襲われるみたいな恐怖が全くないのが新感覚。むしろ誰もいない空間で一人チェーンソーを振り回す姫の方がアレな人みたいで怖いくらいでしたよ。最後に館に火をつける意味もよく分からなくて、他にもっとやることあったんじゃないかと思いつつ、単に館モノっぽいオチをつけたかっただけなんじゃないかとか、今回もツッコミどころ満載のもっさりとした作り。まあ一話でそういうアニメだということは分かっていたので、その微妙な感覚を楽しむように心がけていたわけですが、期待していた姫のフフンが本編で全くなかったのがちょっと不満。
主人公が自己紹介でスベってコケるだけという転校初日の描写の中途半端感も、なかなか味わいのあるものでしたよ。