Darker than BLACK -黒の契約者- 第7話「五月雨にクチナシは香りを放ち…」前編

さえない探偵とオタ女の助手を中心に話が進んで、前回の予告どおりコメディ色の強い話。
助手のコスプレやらオッパイで迫る未亡人やらと視聴者サービスも万全な作りとなっていて、耳かきの場面は気持ちいいようなもどかしいような何ともいえない気持ちになったりもしましたが、話の方もネコ探しから連続自殺事件や前妻の白骨死体の謎へと広がりを見せて、きちんと作りこまれている印象。主人公と探偵の関わりもどう動くのか気になるところ。
軽めの話ながら、助手の子の変な動きやキャスター付きの椅子に乗って画面に入ってくるどうでもいいようなカットに力が入っていたり、クチナシの花の香りに繰り返し言及したりと、作画や演出の密度の高く、見ごたえのある作りとなっておりました。