キスダム -ENGAGE planet- 第11話「碧雪 −ユキオト−」

前回の流れから考えて、裏返った冬音がやらかしちゃったのかと思っていたら、最後に意外な犯人が分かるという捻った展開。一話で二回の全滅はやりすぎな気もしますが、ミスリードとその種明かしということで必要な描写なのかもしれず。
ヴァルダのお着替えイベントがすばらしく、足を滑らせて落ちそうになった場面で主人公に抱きとめられるところや体温云々というセリフは、体を得た彼女が徐々に人間味を帯びて来たことを感じさせる描写でたまらないものが。アグリとの戦いで実体化した時には強引な展開に笑っちゃったんだけれど、その後の彼女のキャラの立ち方を考えると大正解だったんだなぁと。着替えを中心に対比される主人公たちと冬音とリンネの様子がも気になるところで、後々意味を持ってきそうな予感が。
戦闘がやっつけで他の場面でもカットの切り替えといった省力演出でなんとか見せていた感じだったけれど、アップの作画が安定していたので安心して見る事ができましたよ。