神曲奏界ポリフォニカ 第11話「レクイエム 歌う精霊」

シリーズの締めとなるエピソードの前編で、これまで何度か触れられてきた、異質な存在である人間と精霊が分かり合えるかみたいなテーマの集大成的な展開。精霊を排斥しようとする組織や神曲を自動演奏する装置、そして自らの命を削って神曲を歌う精霊と、それらを通して、魂の形というあいまいな言葉で説明されている人間と精霊の関係を浮き彫りにしていくんでしょうか
作画の方はあいかわらず低調。機械的神曲を演奏する装置を作ろうとする人物に、史上初の電子楽器を作った人物の名を借りるのは、彼のやろうとしていることの革新性を仄めかすものとなっておりました。