さよなら絶望先生 第2話「トンネルを抜けると白かった」

アバンの「死んだらどうする」のキレの良さに笑いましたよ。死のうとしてた理由のネガティブな方向への妄想のたくましさにも。
ヒキコモリの生徒を座敷童子として扱って更生させたりして序盤から飛ばしてるんだけれど、何故か先生がその生徒に好意を持たれて、更にストーカー気質の生徒とキッチリすることに強迫観念を持った生徒に付きまとわれる方向へとズレていくという。女の子にモテまくるあたりはハーレムモノっぽいんだけれども、寄ってくるのが少しアレな子ばかりというのが悪意のあるパロディとなっていて面白かったですよ。「自分のことで手一杯」という、その手の作品のやたらおせっかいな主人公と正反対にあるような先生のセリフが心に沁みました。
ケーキを食べる場面で実物の写真を貼り込むのはおなじみの演出。サービス面でちょっと物足りない感じで、一話の時みたいに顔写真入りでいいから、もっとそういうシーンを入れて欲しいなぁと思ったり思わなかったりしましたよ。